就職活動は恋愛に似ているか?
就活は恋愛に似ている。
本当にそうなのか?
たしかに、私もそういう噂を初めて聞いたときはそういうものなのか、と思った。
もてる人は内定も早く、たくさんもらえるような気がしていた。
今では、就活と恋愛が似ているということに対して半信半疑の気持ちを持っている。
たとえば、人の表情をよく見て、話すことの軌道修正ができる。
誰にでも笑顔であいさつすることを欠かさない。
そういったいわゆるコミュニケーション能力が高い人は内定もたくさん出そうなものだし、異性からももてる気がする。
しかし、問題となるのは、
1.緊張感のある空気
2.初めて話す人が相手(面接官)
3.初めての場所
4.自分と違う世代・性別の人が相手
5.集団面接であれば他の学生との比較の目が向けられている
6.着慣れないスーツ
7.面接マナーを守る必要がある
という環境で、いつも通りのコミュニケーション能力をはじめとする、自分の力を発揮できるかということだと思う。
(2と3は二次面接以降はそうではないこともあるけれど)
面接の待ち時間、待機している間に他の学生と話をする機会も多かった。
すると、待合室の印象と、面接での印象が異なる人がいた。
そういう人は次の面接の待合室では会えなかった。
待ち時間に話していたあの人、感じのいい人だったな、と思うのに。
面接と待合室の印象が合致している人については、就活=恋愛なのかもしれない。
でも、面接でいいところが隠れてしまう人については、就活≠恋愛だと強く主張したい。
同年代とコミュニケーションをとる力と、
初対面の世代が違う社会人とコミュニケーションをとる力は、
どうやら別物らしいと思う…
あとは面接が上手か(自分の売り込みを短時間でできるか)かなあ。
まあ、ただし、もてそうな社交的華やか美人女子や、
もてそうな明るくて高身長で話の上手い男子が
さくっと内々定もらっているのも見てきたので、就活=恋愛説、全否定はしません。